セイノーホールディングスは２月５日、朝日大学（岐阜県瑞穂市）との産学連携協議会でインターンシップ実施に関する調印式を実施した。産学連携に関する協定から１年、本年度実施された活動報告と来年度の活動について協議した。
　セイノーＨＤの田口義隆社長は「即戦力の人材と、国際社会に対応できる人材育成に力を入れている大学との連携を開始できたことは光栄。事業を通じて、お客様に貢献するためにも新しい力を持った人材に入っていただきたい」と、あいさつした。

　また、朝日大学の大友克之学長は「インターンシップを経て帰ってきた学生は、一回りも二回りも大きく成長していた。さらなる連携の発展をめざしていきたい」と、あいさつした。
　同協議会では、今年度１５回にわたって実施された寄付講座の報告などを実施。受講学生は９０人、出席率は８３.５％だったことが報告された。
　また、インターンシップについては、「応募する学生が多く、人選に苦労した」ことなども報告。今後も多くの学生が受講できるよう手配していくことで一致。来年度からは１４日以上の長期と短期の両方を実施する予定。参加した学生からは「礼儀を重んじる社風に感激した」「物流関係の記事に関心を持つようになった」などの声が聞かれた。
　また年１回、連携協議会を開催することを決めた。
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