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    2代目の本当の挑戦「順法闘争」

    2014年3月25日

     
     
     

     「自ら起業する経営者は立ち上げのときから全てを把握している。しかし、僕らはこれくらいのことしかできないのでは」。兵庫県内の運送事業者は、あえて「順法闘争」を展開することで経営者として本来あるべき感覚を取り戻そうとしている。長距離もこなす同社の順法闘争は、トラック運転者に求められる労働時間規制を「厳密に守っていこう」と決め、昨年の12月から始めた。
     事業者にとってのリスクとして、売り上げは減少。そのあおりで、賃金の減少となる従業員とのやり取りだ。「法律では4時間に一度、休憩を取ることになっている」「休息時間の規制を超えることはできない」。売り上げ減少につながる自主規制をあえてやることで出てくる従業員の反発。3割程度の従業員は、「わかりました」と理解してくれたと感じたが、2割は反発。残りの半数は様子見だったと感じたという。


     期せずして得られた3対5対2の構造だが、それを「前進」と受け止める。「起業した経営者と違い、僕らは横からひょいっと来たということが、いつも負い目。自分が頼れる人とそうでない人を見分けられたこと、そのものが前進だ」。二代目経営者になって5年目。本当の挑戦が始まったと感じている。

     
     
     
     

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