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    双葉運輸 為廣尚武社長「あっという間の40年」

    2014年5月12日

     
     
     

     「タコが足を食うようなもの。そんな時期もあった」と為廣尚武社長(双葉運輸、広島市西区)は振り返る。
     燃料や電材・建材などの販売会社でガソリンスタンドの所長をやっていた当時、SSに出入りする顧客が「トラック事業をやってはどうか」と持ち掛けてきた。その話に乗るように昭和43年、退職金を元手に4トントラック1台を買った。
     グループ9社で約1000台の車両を抱え、いまや西日本地区を代表する総合物流企業となった双葉運輸グループが産声を上げた瞬間だった。個人開業から5年が経過した同48年、現社名である双葉運輸で法人化した。「郷里である東広島市と、隣接する広島市の2か所で芽を出す…その思いを込めた」というのが社名の由来だ。


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     「あっという間の40年だった」と笑う。「いまでは許されないが、食えないから寝ずにやるのが当たり前の時代だった」。
     こんなエピソードもある。「トラックが10台ほどになったころだったと思うが、ドライバーの1人が単独事故を起こし、本人にケガはなかったがトラックは全損。でも、車両保険に入っていたことで『トラックはなくなったが、保険金でみんなに給料が払える』と女房と話した。タコが自分の足を食うようなものだが、ありがたかった」と懐かしむ。
     ドライバーが集まらなかった第2次オイルショックのころ、広告代理店の知人からの助言もあってトラックのペインティングに青と緑の2本ラインで「双葉」をイメージした現在のカラーを採用。「当時は、まだロゴ・マークみたいなものを使う会社も少なかった」。
     個人時代の鋼材から法人化して青果物、総合物流となった現在のメーンは食品や日用雑貨、家電製品へと変化してきたが、「地元の大手倉庫会社や、全国大手の運送会社に面倒を見てもらえたことも大きかった」と感謝する。
     昨年、創業40年の節目を迎えた。近年は岡山県倉敷市や鳥取県米子市、広島市をはじめ各地にセンターを建設するなど3PL事業を拡充する一方、実運送部門の人材育成にも策も講じてきた。「コンプライアンスが叫ばれるなかで、この商売にとって労働時間は最大の懸念。待機時間が1時間でも圧縮されれば環境はガラリと変わる」と指摘する。
    ◎関連リンク→ 双葉運輸株式会社

     
     
     
     
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