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物流ニュース
三井倉庫ロジスティクス 幹線中継輸送サービスの実証実験結果を発表
2024年1月16日
三井倉庫ロジスティクスは、デンソー、アスクル、エレコム、タカラスタンダード、安田運輸、大和ハウス工業と合同で昨年7月に行った幹線中継輸送サービスの実証実験結果について発表した。
この実証実験は、幹線中継輸送サービス「SLOC(Shuttle Line Of Communication)」といい、同7月10~14日まで静岡県浜松市と埼玉県坂戸市を中継地点とし、関東・関西間にて荷物を積載する荷台(コンテナ)部分を脱着できるスワップボディコンテナを用いて行った。
実証実験では、人手不足や長時間労働について、ドライバー数を12人から7人に削減でき、運行にかかる所要時間は最大約30%削減になったという。特に、大阪府吹田市~神奈川県横浜市において、17時間から 12時間17分に削減でき、ドライバーの労働時間削減に貢献できたという。
同社では、「実運用ではルートや荷量・荷物の種類など様々な条件が天候や需給によって変動するが、今後、SLOCの社会実装に向けて、手順やルールを標準化するなど安定運用が可能な仕組みへと進化させ、混載・共同輸送にも適応すべく、さらに検証を進めていく」としている。
◎関連リンク→ 三井倉庫ロジスティクス株式会社
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