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物流ニュース
国交省 大型車の車輪脱落、車両管理の徹底呼びかけ
2014年5月16日
国交省は4月25日、車両総重量8トン以上のトラックなど、大型車のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故の発生状況を公表した。
平成25年度の発生件数は、前年度比4件増の19件。特に、昨年11月以降に13件と多発し、とりわけ2、3月に7件(人身事故は2件)と集中して発生している。また、地域別の発生状況を見ても、積雪地域の発生率が高い傾向にある。
要因として、夏用タイヤから冬用タイヤに交換する際、ホイール・ボルトとナットの締結不良があり、ボルトの疲労破壊が進行。数か月後に集中的に折損し、車輪の脱落が発生すると考えられている。
国交省は大型車使用に対し、規定トルクでのホイール・ナット締め付けを確実に行うなど、ホイールの着脱作業を正しく実施するよう「適切な車両管理の徹底」や、日常点検をはじめとした定期点検で「ホイール・ナットの脱落・緩み」「ホイール・ボルトの折損などの異常の有無」を重点的に点検するよう呼びかけている。
◎関連リンク→ 国土交通省この記事へのコメント
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