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    プライム・ストリームグループ設立 アジア進出に「限りない利便性」

    2014年6月25日

     
     
     

    【北海道】穀物卸の山本忠信商店(山本英明社長、河東郡)と食品物流の北海道物流開発(斉藤博之会長、札幌市西区)が中心となり昨年8月、東南アジアへの輸出・マーケティング・販売・物流などの機能を提供する企業群「プライム・ストリーム(PS)グループ」を設立した。現在、日本側の拠点はPS北海道(河東郡)、東南アジア側の拠点はPSアジア(シンガポール)で、両社とも山本氏が社長、斉藤氏が副社長を務めている。6月にはマレーシアにも現地法人を立ち上げる計画で、主に北海道産の食品・食材を東南アジアに広めていく取り組みを進めている。道産品の輸出・販売拡大を後押しする中で、東南アジアでの「北海道ファン」を増やし、北海道への観光客の増加につなげ、経済の活性化を目指している。


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     PSグループの主な役割は、「東南アジアに商品を売りたい道内の生産者・メーカーなどに対する輸出・営業の代行」「東南アジアで北海道の物産の需要があるかの市場調査・サンプリング」「東南アジアからのニーズを受けた北海道の物産の調達」など。この間の「物流のコーディネート」も請け負う。道産品の輸出・物流を行うだけではなく、販売先の開拓を支援し、出口の確保まで提供することがグループとしての強み。
     昨年シンガポールで開催されたASEAN最大級の日本食品総合見本市「Oishii JAPAN2013」への出展支援を皮切りに事業をスタートさせ、その後、PSアジアの現地スタッフによってシンガポールを中心に販路の開拓を図り、鮮魚や菓子、ソフトクリームなどの輸出・販売を展開。今後はPS北海道の本社がある十勝地方を中心とした農畜産物の輸出や、展開する地域の拡大を行っていく。毎月、海上輸送で20㌧、航空輸送で3㌧程度の定期輸送を目指す。
     山本社長は「流通のプロと物流のプロが手を組み、北海道の優れた食材・食品やライフスタイルを東南アジアに広め、北海道へのインバウンドを促進させたい。東南アジアは、コールドチェーンがまだ充分に整備されていないので、質の高い物流をコーディネートし、北海道を売り込んでいきたい」とし、「我々の理念は、東南アジアへの進出を検討している道内生産者・メーカー・販売者などに対し、『限りない利便性・簡便性』を与えようということ」と話す。
     道内の生産者や中小規模の食品メーカーは規模が大きくなく、一般的に「輸出はハードルが高い」と考えがちな風潮にあるというが、同社長は「『輸出はPSグループに任せれば便利』『輸出は難しくない』と意識が転換するよう展開したい。そのうち、国内では売れないが、東南アジアで売れる商材を開発するといった可能性も出てくる。東南アジアへの輸出や市場調査をしたいと考えている道内の生産者・事業者は、是非お声掛けいただきたい。チャレンジしたい人を支援していきたい」と話す。
     PS北海道業務部の榊原由季氏は「会社の設立から立ち会ったが、地元での輸出に対する反応は前向きだと感じる。このような思いをサポートしていきたい」と抱負を語る。
    ◎関連リンク→ 北海道物流開発株式会社

     
     
     
     
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