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物流ニュース
ラサール不動産投資顧問 茨城県つくば市で物流施設着工、25年2月竣工予定
2024年1月31日
ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)は1月22日、茨城県つくば市で新物流施設「谷田部物流センター」(仮称)の地鎮祭を執り行い、2月1日に着工すると発表した。2025年2月に竣工予定。
同センターは常磐自動車道「谷田部IC」から2.1km、首都圏中央連絡自動車道「つくば中央IC」から2.5kmに位置し、高速道路網を活用した首都圏広域への配送が可能。つくば市のサイエンス大通りに面し、近隣エリアへの輸送にも適している。同市は近年、人口が増加傾向にあり、雇用確保の面でも優位性を持つ。
建物は鉄骨造りの2階建てで、4基の荷物用エレベーターと6基の垂直搬送機を設置する計画。南北両面に計72台分のトラックバースを備えるほか、13台分のトラック専用待機場、ドライバー用のトイレ、喫煙室を完備し、ドライバーの労働環境向上にも配慮する。倉庫には高さ1mのプラットフォーム式を採用。梁下有効高は5.5m~6.5mを確保し、作業効率と保管効率を高めた設計としている。
災害時のBCP(事業継続計画)対応としては非常用発電機を設置。非常時でも荷物用エレベーターや一部コンセント、トイレなどのライフラインを停止することなくオペレーションが可能。環境負荷にも配慮し、人感センサー付きLED照明や節水トイレを導入するほか、将来的には再生エネルギーの活用を視野に、太陽光発電設備の設置も予定している。
同社は「今後も各企業の戦略的物流拠点となる適地を見定め、テナント企業のニーズに柔軟に応える物流施設の開発を積極的に進めていく」としている。
◎関連リンク→ ラサール不動産投資顧問株式会社
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