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    日ロフェリー定期航路利用促進協議会 小樽航路再開に向け協議

    2014年7月1日

     
     
     

    【北海道】日ロフェリー定期航路利用促進協議会(佐藤馨一会長)は5月21日、総会を開催し、平成25年度の運行実績の報告や、同26年度の運航スケジュール・事業計画などを協議した。役員人事では、佐藤会長(北海道運輸交通研究センター会長)が再任された。
     昨年度の便数は、稚内〜コルサコフ航路が56便、貨物輸送実績は1154トンとなり、前年度より18%増加した。事業では、サハリン州への訪問や会議、船社など関係機関との協議、企業訪問などを実施した。この中で、サハリン側から「小樽航路は需要がなかったため運休している。コルサコフ〜釜山航路に貨物船を運航しており、需要があるなら小樽港への寄航は可能である」「ウラジオストック、スンガリ、ワニノといった大陸側の港湾はフル稼働しており、通関手続き・国境警備など外国船舶の入港には課題があるが、サハリンのホルムンスクは通関手続きなどに余裕があり、ホルムンスクを経由した方がロシア国内への輸出は早くなる」といった意見が出たと報告された。



     今年度は、各種会議を継続して行うほか、小樽航路の再開に向け関係機関と協議を進めていく。予算は前年度より102万円減少の406万円を計上した。
     佐藤会長は「昨年度、サハリンを訪問したが、コルサコフ〜ユジノサハリンスク間の道路整備が進んでおり、大型車両の通行が多かった。フェリーが着くコルサコフからの交通網が整備されてきていると改めて感じた。同航路の活性化を図っていきたい」と述べた。
     このほか、関連機関の北海道が今年度、「サハリン州北海道ブランド通年化促進事業」を通じてサハリン州での北海道フェアの開催やセミナーを新たに開催することや、「北海道・サハリン・ロシア大陸間の物流ルート確立支援事業」を通じて道産の農産物の試験輸送を行うことが報告された。

     
     
     
     

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