-
物流ニュース
建交労大阪府本部 3・10トラックパレードを開催
2024年3月30日
【大阪】建交労大阪府本部は3月10日、夢洲コンテナ待機場で「3・10トラックパレード」を開催し、組合員ら117人が参加した。
決起集会では、「2024年問題による労働条件の改悪を許さず大幅賃上げを勝ち取ろう!」と「万博・カジノ建設中止! 消費税減税! インボイス制度の廃止!」をスローガンに掲げ、中小企業の権益を守ることで賃上げと安定した雇用確保の実現を社会的にアピールすることを目的に開催された。
冒頭のあいさつでは、日本共産党のたつみコータロー氏(辰巳孝太郎氏)は政府の裏金問題やパーティ券問題について「裏金が発覚した時点で議員は辞職するべきだ」と述べ、万博やカジノ建設の中止を訴えた。業界について同氏は「物価高が続く中、実質賃金は下がり続けており、原因は円安である」と述べ、「中小企業への支援を強め、最低賃金を1500円に引き上げるとともに、消費税を半分に減税することで景気が大きく好転する。働く人の権利を守るためにインボイス制度の廃止も含めて実現させていく」と述べた。
続いて、あいさつした前村和弘執行委員長は「春闘に向けて要求アンケートを作り、ロシアなどによる海外情勢の影響で燃料高騰など中小零細企業は厳しい環境化にある。こういった運動を含めて政治を動かしていくことが建交労の役割である」とし、「さまざまな要因で困っている経営者の方がいる中、労働者が安心して働ける社会を目指すため、この運動を機に政治を変える働きを行っていきたい」と述べた。
決起集会終了後、各自で横断幕やタイヤなどの点検を行い、トラックやダンプカーを含む30台に加えて宣伝カー3台の33台が此花区や北区、中央区、浪速区などでパレードを実施し、市民らに業界の現状を訴えた。
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ