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物流ニュース
全ト協理事会 斉藤国交大臣も列席
2024年3月24日
全ト協(坂本克己会長=写真中央)は3月7日、第204回「理事会」を都内ホテルで開催した。開会に先駆け、石川ト協の久安常信会長は、「坂本会長をはじめ、全国各トラック協会皆様から心温まるお見舞いとご支援を賜った」とお礼のあいさつを述べた。地震発生から間もなく斉藤鉄夫国交大臣(同右)と共に現地入りした坂本会長に対しても、緊急物資等の視察や馳浩石川県知事との対談、久安会長に同行し市内の状況を見て回ったこと、石川ト協の役職員を激励したことなどに感謝を述べ、「一日も早く従来の穏やかな生活に戻れるよう、また被災事業者は再建に全力で当たり必ず再起を果たしたい」と謝意を述べた。
来賓として参列した斉藤国交大臣は「2024年問題はトラック業界のみならず、荷主や消費者、政府が同じ危機感をもって取り組まなければならない」と述べ、昨年出された物流政策パッケージに基づき「トラックGメンによる、悪質な荷主等への是正指導の強化や今年度中の標準的運賃の引き上げに取り組んでいるところ」と話した。
坂本会長はトラック業界のこれまでの歴史と取り組みを振り返り、「悪い荷主がいれば法律でキッチリと取り締まってもらう。そして効率化、デジタルトランスフォーメーション、DX化を進め、サーチャージもしっかりもらう」として「ここまで来たのも皆さんのご協力のおかげ」と謝意を述べた。
議題は、審議の結果すべて原案通り承認された。
また報告事項では、外国人特定技能における業種追加(トラック運転手)について、「令和6年能登半島地震」への対応について、定款第27条に基づく業務報告、令和6年度主要会議・行事開催日程についての報告を行った。
◎関連リンク→ 公益社団法人全日本トラック協会
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