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物流ニュース
いわせて 運送事業者の本音
2014年9月26日
「法律を守って仕事はできる。しかし、カネにならない。腕に自信のあるドライバーは稼げる運送会社に行く」という愛知県の運送事業者。「問題は運賃。実運送をしている会社で、どれだけもらえるか。給料をたくさんもらえるところにドライバーは行く。最近では給料より休みという話も耳にするが、『サラリーマンの倍は出せる』となれば、人材問題のほとんどが解決する」という。
「運賃が上がらないのは、運送会社が多すぎるため。現在の半分になれば、もっと良くなる」と話すのは、三重県の運送事業者。「だいたい、国内の荷物量はさほど変わっていないのに、運送会社だけが増えた。どう考えてもパイの取り合いになって運賃が下がるのは当たり前。子どもでもわかる」と話す。
「ドライバー不足の今がいいチャンス。この際、退場する運送会社が増えればいいのに」とも話し、「簡単に運送会社の事業がスタートできるようにした国サイドにも問題がある。許可したら、もう少し責任を持って業界の秩序を直していただきたい。軽油価格にしても、国が動かなければどうにもならない」と指摘する。この記事へのコメント
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