竜洋運輸（高瀬宏道社長、静岡県磐田市）をはじめとする、磐田市と袋井市の１１の運送事業者がオリジナルの求人案内ポスターを作成し、ドライバー確保に向け動いている。
　ポスターを作成した経緯について高瀬社長は「会合で遠鉄磐田自動車学校の川田武校長と席が隣になったのがきっかけ。そこで運送業界の求人難について話をしている時に、免許取得を目指している生徒向けに求人案内をしてみたらどうかということになった」と話す。
　現在、自動車学校にポスターが掲示され、ポスターの縮小版のチラシも同時に配布されている。同自動車学校の中村博幸営業課長は「当校としても初めての試み。運送業界の活性化が免許取得への弾みにもなる。良い結果につながれば」と期待する。

　高瀬社長は「ト協会員事業所という文言を入れて、信頼のおける優良な会社とアピールしている。デザインも、ただトラックを掲載するのではなく、車窓から見える風景を採用し工夫した。今回の試みが、どういう結果に結びつくか分からないが、やれることは色々とやっていきたい。継続して行うことが大事」と意気込みを語る。
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