三井不動産（植田俊社長、東京都中央区）は５月２０日、愛知県岩倉市河合町で「ＭＦＬＰ名古屋岩倉」を１５日に竣工したことを発表。

同施設は、物流の２０２４年問題の解決策のひとつである中継輸送の拠点となる好立地に位置し、これで中部圏の三井不動産の物流施設は５件になり、中継輸送ニーズの高まりに対応できるようにしている。

首都圏と関西圏をつなぐ中継輸送拠点としての活用に優れた立地であり、中部圏の内陸部の産業集積地である尾張北部地区への配送にも適しているという。

さらに、ＢＣＰ対応として７２時間の非常用発電設備と備蓄倉庫を完備。有事の際には入居テナントの事業継続をサポートできるよう設計されている。

同社は、「当社の物流施設ならではの施設規模と充実のスペックを備え、働きやすい環境を提供し、物流業界および地域の課題解決に寄与するとともに持続可能な社会の実現に貢献していく」とコメントしている。

◎関連リンク→　三井不動産株式会社