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    国交省 大型車誘導区間を指定、最短3日程度で許可

    2014年11月21日

     
     
     

     国交省は、今年5月に施行した「道路法等の一部を改正する法律」に基づき、重要な物流拠点などを発着する大型車両の交通行動をシフトし、適正な道路利用を促進するため、大型車誘導区間を指定した。同区間のみを通行する場合、国の一元的審査を経たのち、早くて3日程度で許可が下りるようになる。
     今回指定されたのは、都心部の区間、バイパス整備後の直轄国道現道の区間等を除く、高速道路9660kmと直轄国道2万1450km、地方管理道路(主要港湾・空港・鉄道貨物駅を結ぶ道路など) 2720kmの計3万3830km。全道路の約3%を指定することで、特殊車両の通行の約8割をカバーできるという。
     今後は、道路ネットワークの整備状況、大型車の通行状況、物流事業者などの意見を踏まえながら、必要に応じて追加指定を実施し、大型車誘導区間を充実させる。その際、道路構造上の支障部分については、「解消を順次図り、より望ましい誘導区間となるよう引き続き努力していく」としている。


     大型誘導区間指定道路のネットワーク図は、国交省ホームページを参照。
    ◎関連リンク→ 国土交通省

     
     
     
     

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