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    セミナー・講演会 参加?不参加?

    2014年12月25日

     
     
     

     ト協などで開催されるセミナーや講演会は、「運送会社の経営者として勉強になった」「面白かったが物流とは関係ない」など様々な声を聞く。ト協関係者からは「講師を招き、席がガラガラでは恥ずかしい。無理にでも参加者を募る」という声も聞く。
    ■率先して参加 ドライバーも
     「勉強になっている。ちょくちょく足を運ぶようにしている」と話すのは三重県の運送事業者。「いろいろな意見を聞くことで経営の役に立てている。物流関係の講演でなくても経営という立場からすれば同じ。零細企業のため全て採り入れる」という。


     「面白かったのは櫻井よしこさんの講演会」というのは、愛知県の運送事業者。「日本人として誇りを持って生きようという気持ちになった。物流にも経営にも関係ない講演会だったが価値があった。そういうセミナーならどんどん参加したい」と話す。
     別の事業者は外部のセミナーには率先して参加しているという。「運送業関連のセミナーに限定せず、人材育成やマナー関連など色々なセミナーに参加している。視野も広がり、異業種の事業者との交流も図れ、情報交換の場にもなる」と話す。また、「今のところはト協のセミナーに行っている。話題となっている長時間労働の問題や残業代の未払いの件については興味がある。対策を学び、いざという時に役立てたい」と話す事業者もいる。
     「セミナーに行く時間が取れれば、興味のあるものには参加するし、従業員を行かせることもある」と話す事業者。参加したセミナーの内容は「事故防止のための安全運転」「燃料価格高騰の問題」「会社を元気にするあいさつの仕方」など多岐に渡るという。
     「なかには、どう経営に役立てようかと思う内容もあるが、事故防止についてのセミナーでは講師が安全運転について説明するだけではなく、実際にデジタコの事故映像を見るなど貴重な体験ができる。ドライバーも、映像を見ることで安全運転に気をつけるだろうし、こういうセミナーには行かせたい。特にドライバーは、日々の繰り返しの業務のなかで疲れも溜まるだろうし、セミナーに行かせることで息抜きにもなる。そこで得られるものがあれば一石二鳥」と話す。
    ■時間なく不参加 「意味なし」
     静岡県の運送会社社長は「ト協や外部のセミナーに興味はない。行く時間がなく、当たり障りのないことしか言わない」と話す。また、愛知県の社長は「セミナーはほとんど行かない。時間に余裕もない。従業員が目的意識を持って行くのなら意味はあるだろうが、会社が無理やり行かせるだけでは意味がない。それならば、現場で実際に働かせる方が有意義な時間になる」と話す。

     
     
     
     

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