トランコム（神野裕弘社長、名古屋市東区）はこのほど、全日本空輸（井上慎一社長、東京都港区、以下：ＡＮＡ）と連携し、国内１０空港と全国の陸路をつなぎ、集荷から納品まで空陸一貫で行う輸送サービス「空飛ぶパレット」の提供を開始した。

同サービスは、昼間帯限定の床下貨物空きスペースを有効活用し航空コンテナ単位で輸送するＡＮＡとトランコムの求荷・求車サービスを組み合わせたもの。トランコムが手配した車両で集荷と空港搬入、空港搬出と納品を行い、ＡＮＡの航空貨物コンテナで空路輸送を行う。集荷から納品までのパレットあたりの料金（エリアごと）が設定され、トラック１台に満たない少量の物量でも、トラックをフルに使うことなく輸送できる。

両社は「最短当日中に納品できる空陸一貫のワンストップな輸送を提供することで、持続可能な社会の実現に向けた最適な輸送サービスの構築を図るとともに社会課題の解決を目指す」とコメント。

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