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物流ニュース
旭化成ホームズとセンコー 輸送トラックでリニューアブルディーゼル使用
2024年10月22日
旭化成ホームズ(川畑文俊社長、東京都千代田区)とセンコー(杉本健司社長、大阪市北区)は、伊藤忠エネクスが供給するリニューアブルディーゼル(以下、RD)を新築現場に建材を運搬するトラックで使用する実証トライアルを10月から開始すると発表。国内ハウスメーカーでRDを使用するのは初の試み。
RDは、食料競合のない廃食油や廃動物油脂などの再生可能な原料から水素化精製プロセスを経て製造する次世代バイオ燃料。温室効果ガス排出量で石油由来軽油比最大90%削減を実現し、軽油を使用する車両や重機などでそのまま利用することが可能。
サプライチェーンにおける脱炭素において、輸送による排出量の削減も非常に重要な要素となっており、両社は、「ドリー式ダブル連結トラック導入による長距離輸送の脱炭素化」といった取り組みをはじめ、輸送における脱炭素化を推進してきた。さらなる輸送分野における脱炭素化の推進策として、車両の電動化を推進しているが、大型トラックなどの電動化の見通しは不透明な状況。
このような課題に対し、RDは、「ドロップイン燃料」として既存の車両や建設機械などにそのまま利用可能で、今後、さらなる利用拡大の可能性があるとし、実証トライアルの結果を踏まえ、より広範囲への運用について検討を進めていくという。
◎関連リンク→ センコー株式会社
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