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    JTP サービス均一化に向けて販売実務者検定を実施

    2014年12月8日

     
     
     

     トラックに特化した唯一のリサイクル団体として業界のパイオニアをめざしている日本トラックリファインパーツ協会(JTP・石川県金沢市)では現在、業界サービスの均一化に向けて動き始めている。昨年11月には販売実務者検定を実施し、4月には生産部門でも検定を予定している。
     同協会では、「リファインパーツを扱うには部品に対して広い知識が必要。その部品を売っていいものか、業者によってばらつきが出てはいけない。お客様のためにも業界内で資格制度を作る必要があった」という。「今回実施した販売実務者検定は初級。今後は上級の検定も予定している」とも話す。
     「ユーザーに対応する従業員のレベルを業界内で均一化するというのは、絶対に必要なこと。しかし、現状では教科書もなく、スタッフは経験の中で知識を蓄積させていく。会社によっては個別に育てていく余裕がないところもある」という同協会。「全体セミナーを実施しても、勉強するかどうかはわからない。しかし、検定となると結果が出てくる」と指摘する。


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     「限られた地域内で仕事をしているだけなら、制度は必要なかったかもしれないが、ネット社会が広がり、いままで付き合いのなかった地域との仕事や、いままで受けていなかったさまざまな仕事も増えてくる」と、全体のレベルを底上げする必要性について説明する。11月の販売実務者検定では全国から50人が受験して合格者は37人。合格率は77%だった。
     「もう少し合格率が高いと思った。実際にはフロントマン以外や勉強のためとして入社してすぐの若者が受験したケースもあった。現在は受験できるのは加盟店だけだが、今後は加盟店以外の受験も可能なように動いていきたい」とも話す。
     「トラック自体の技術の進歩はめざましい。我々もそれと同じように進化していかなければならない」という同協会。今後も業界のためにさまざまな動きを見せていく。

     
     
     
     

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