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物流ニュース
P&Gジャパン モーダルシフトで製品の容器輸送
2014年11月17日
P&Gジャパンはこのほど、化粧品を生産しているP&G滋賀工場が11月4日から、製品の容器を調達する際の輸送手段をトラックから鉄道に転換し、輸送によるCO2排出量を削減する取り組みを開始したと発表。
この施策は、濃飛倉庫運輸、ヤマト運輸、JR貨物との協力により実現した。これまで化粧品に使うガラス瓶の多くを、埼玉県の供給会社から滋賀県野洲市の同社工場までトラックで輸送していたが、東京─京都間を鉄道輸送に切り替えることにより、年間でのCO2排出量を約20%減の約135トン削減できる。逆ルートの輸送が多い他企業とコンテナを共同利用し、復路を活用することで、環境面とコスト面の両方で効率のよい輸送が可能となった。
同社はパートナーである3社と「NPG協議会」を構成し、国交省が主導する「平成26年度モーダルシフト等推進事業」の認定も受けた。今回、特に物流量が多く輸送頻度の高い調達先を対象としたが、今後も積極的にモーダルシフトの機会を捉え、サプライチェーンの最適化を図っていくとしている。
◎関連リンク→ プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社この記事へのコメント
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