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    東ト協の経営分析結果「走れば走るほど赤字」

    2015年3月11日

     
     
     

     東ト協が進めている平成25年度の経営分析結果がまとまり、1月14日の経営教育委員会(長井純一委員長)で報告された。
     経営分析調査は、事業報告書・輸送実績報告書を活用、一般貨物運送事業の売上比率80%以上などを条件に集計してまとめている。今回は報告書の提出のあった395社のうち、対象は179社だった。
     分析によると、経営環境は、消費増税前の駆け込み需要などがあり、実働率、実車率ともに上昇し、売上高は前年比15.1%増となった。しかし、燃料価格が上昇、高止まりする一方、運賃への転嫁が進まなかったことから営業損益は悪化、1日1車当たりの営業損益はマイナス573円となり、走れば走るほど赤字という状況が前年(マイナス338円)を上回った。


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     中でも、保有台数10台以下の事業者ではマイナス1222円となり、前年(マイナス1957円)からは改善されたものの、依然として走行1キロ当たりマイナス10円と赤字の割合が大きく、6年連続で走れば走るほど赤字の状態が続いている。
     また、同委員会ではペーパーレス化の進捗状況が説明された。ペーパーレス化は、本部からの会議資料や伝達事項関係の書類が多く、省資源やコスト削減の観点から、長井氏を委員長とする推進委員会を別途に設け、これまで検討を進めてきた。今回、中間報告として正副会長会、本部・支部長間及び事務局間、そして委員会でペーパーレス化を推進していくことが報告された。
    ◎関連リンク→ 一般社団法人東京都トラック協会

     
     
     
     

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