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物流ニュース
燃料サーチャージ 実運送が儲かるシステムを
2015年2月20日
「燃料サーチャージとは一体、何だったんだろう」という中部地方の運送事業者。ト協の役員も務める同事業者は「正月を過ぎて原油価格は半額になったものの、軽油価格はそこまで下落していない」と嘆く。
「確かに燃料サーチャージで潤っている運送事業者もいる。しかし、それが孫請け・ひ孫請けやその下までいっても、きちんと受け取られているのかどうか」とし、「荷主や元請けからはきちんともらって、下請けに流さない場合も多いと聞く。『企業努力をして、サーチャージ収受に成功したのは、こっちなんだから』ということらしいが、それではいつまでたってもよくならない」と指摘する。
「実運送事業者が儲かるシステムをまず作ること。これが最優先されるべき。そうでなければ、誰も油を使ってクルマを走らせようなんて思わない」という同事業者。「右から左へ荷物を流す取扱事業者も必要だが、それだけではダメ。書面化にしても、やれる範囲ではやっているものの、目覚ましい効果が出ているとはとても思えない」という。この記事へのコメント
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