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物流ニュース
アサヒロジスティクス 60周年「感謝の会」開く
2015年3月19日
アサヒロジスティクス(横塚元樹社長)は2月4日、設立60周年記念「感謝の会」を開催。荷主企業や取引会社、関係団体など500人が出席した。
同社は、横塚社長の祖父である元吉氏が昭和30年に設立、トラック5台、従業員13人でスタートした。設立から60年が経過し、トラック900台、従業員3500人、売り上げも年商200億円を達成するまで成長。感謝の会には、成長の礎ともなった荷主企業ヤオコーの会長らも出席し、60周年を祝った。また、今期で正秋氏が会長を退任し、来期からは取締役相談役となり、経営の第一線から退くことを明かした。
創業者の後を受け、第2次創業期として強力なリーダーシップで同社をけん引。埼ト協会長など業界団体の要職も歴任した正秋会長はあいさつで、60年の軌跡を振り返った上で、「ここに立つ心境は『おかげさまで』がピッタリとあてはまる」と、参加者らへ感謝の意を表するとともに、今後のさらなる協力を求めた。
2年前から父親に代わって社長を引き継ぐ34歳の元樹社長は、「日本の食生活を支える物流インフラ企業」という経営理念と、顧客満足や従業員満足、人材の育成、物流ネットワークの構築など、その具体的な取り組みを述べた上で、「物流業界の魅力ある将来は、我々がどう考え、どう行動するかで決まる。実現していくよう、人生を掛けて取り組みたい」と力強く語った。
荷主代表として祝辞を述べたヤオコーの川野幸夫会長は、「要求水準の高い消費者ニーズに対応する上で、ロジスティクスの果たす役割は大きい」とし、「厳しい時代をチャンスと捉え、今後もそれぞれのご家庭へ良い商品を届けていただきたい」とエールを送った。星野良三全ト協会長が業界代表として祝辞を、また、上田清司知事も祝辞を述べた。
岩澤勝嵐山町長の乾杯で始まった祝宴では、水墨画のパフォーマンスなども行われた。出席者らは、同社の軌跡を労い、60周年を祝った。
◎関連リンク→ アサヒロジスティクス株式会社この記事へのコメント
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