【岡山】岡ト協は１１月２２日、県トラック総合研修会館でトレーラを対象にした勉強会を開いた。２部構成の前半を道路新産業開発機構の担当者が「特殊車両通行確認制度」をテーマに、また後半の講師を務めた日本自動車車体工業会の関係者は近年のトレーラ関連の法改正の流れなどを話した。

同機構・特車登録センターの担当者は、一昨年４月から始まった特車通行確認制度と、許可証を手にすることで初めて通行できる従来の通行許可制度を対比させながら新しい制度のあらましを解説。オンラインで完結でき、申請から許可までに約26日（２０２３年度実績）かかった手続きが「即時の回答」となるメリットなどに触れながら、実際の操作方法も大まかに説明した。

一方、車体工業会は火災や、タイヤ脱落などの事故を防ぐ基本的な知識をあらためて指導。また、１９５１年から幾度となく改正されてきたトレーラ関係法令を時系列に説明したうえで、前述の特車通行確認制度に加えてダブル連結トラックの路線拡充、継続緩和の無期限化など直近の大きな変更点にも触れた。

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