ニチレイロジグループ本社は２月１７日、連結子会社であるニチレイ・ロジスティクス中国とニチレイ・ロジスティクス四国の２社による合併および存続会社の商号変更を行うと発表。４月１日を効力発生日とする。
　同社グループでは現在、中期経営計画（２０１３年度～１５年度）に沿って、北海道・東北・中部・中国・四国エリアで物流ネットワーク事業会社から地域保管事業会社への輸配送機能の移管を進めている。これは、地域保管事業会社の強みである営業力および情報力と、物流ネットワーク事業会社の強みである輸配送機能を融合させることで地域の顧客ニーズに幅広く対応し、各地域における事業拡大を加速させていくための取り組み。

　そのなかで、ニチレイ・ロジスティクス中国と四国は１３年４月１日から輸配送機能を提供していたが、本州四国連絡橋で密接に結ばれている両地域では一体となって運営することによる効率化の余地が大きいと判断。グループ経営資源の集約と重複業務の削減を進め、一層効率的な管理および運営を目指す。
　ニチレイ・ロジスティクス中国を存続会社とする吸収合併方式で、四国は解散し、存続会社は「ニチレイ・ロジスティクス中四国」へ商号を変更する。
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