【愛知】愛ト協尾西支部第二班（内田信也班長＝写真右、タイシン）は１２月１６日、管轄の犬山署と江南署を訪れ、カップ麺３００食をそれぞれに贈った。

犬山・江南・岩倉・大口・扶桑の５市町村に事業所を持つ会員で構成される同班では、特別警戒や交通取り締まり、初詣客で賑わう成田山周辺での交通規制など、年末年始も日夜活動する警察へ感謝と労いの意味を込めて、毎年この時期に２署へカップ麺を贈っている。「寒さのなか地域の安全を守る署員の皆さんへ温かい食べ物を」と始まったこの活動は、３０年以上続く班の伝統行事だ。

贈呈品を受け取った犬山署の早川健太交通課長（同左）は「皆さんの力をいただき交通事故防止に努めたい」と礼を述べた。内田班長は「（自社の）先代社長で当時班長だった内田國利が始め、前班長の杉本和昭氏も続けてきた伝統行事。これだけは自分の代になっても継続していきたかったこと」と話し、先代の思いを受け継いでいこうと使命感をにじませていた。