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    軽油値下がりのはずが・・・ 提示価格に憤り

    2015年7月14日

     
     
     

     今年に入って原油価格が急落し、それにともない軽油価格も下がった。トラック業界では久々の朗報に、コストアップを強いられていた事業者から一様に安堵の声が聞かれた。しかし、こうした中で、市場価格とはかけ離れた価格を提示された事業者も存在する。
     埼玉県の事業者では、3月分の軽油価格(税込み)はリッター当たりA社が93.5円、B社93.7円、C社93.4円だった。いずれも93円台で、購入量などの関係で多少の差が生じたものの、ほとんど差はなかった。しかし、D社が提示した価格は、リッター当たり119.4円と、他社よりも25円以上も高かった。
     長年の取引を無視した価格に、「足元を見るにも程がある。完全に馬鹿にしている」と同社社長は打ち明ける。D社との付き合いは10年以上に渡る。これまで支払いが滞ったこともなければトラブルもなく、同社とは良好な関係を築いてきたはずだった。同社長はD社担当者に抗議し、価格の見直しと、それができない場合の契約解除を促した。


     D社は、同社が他3社と付き合いがあることを知らず、購入量もそれほど多くなかったことから、市場より高い価格を提示してきたと同社長は指摘するが、「他の3社と付き合いがあったことでおかしいと分かったが、もしD社だけだったらと考えると、どうにも納得できない」と憤る。「信頼関係とはいえ、1社だけと付き合っていくのはリスクが大きい。足元を見られないためにも、情報収集を行い、しっかりと交渉できる知識を持っていないといけない」と話している。

     
     
     
     

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