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    フリーペーパーでの求人 隣の会社の給料は?

    2015年7月30日

     
     
     

     コンビニなどで無料で配布されている〝フリーペーパー〟。運送事業者だけでなく、その地域の多くの会社の情報が掲載されており、少しでも読み手の興味を引きつけることができるかどうかが人材確保のカギになる。
     例えば、大阪市の運送A社の場合、「2.4トントラック運転者、日給は9000円(試用期間3か月8500円)、午前8時から午後5時」で、時給に換算すると1000円となる。しかし、ほかの会社の情報を見ると「電子部品の製造補助業務・時給1000円」「コールセンター受付スタッフ・時給1100円」などが並ぶ。どんな仕事でもメリット・デメリットはあるが、ドライバーの仕事の過酷さを考えた場合、時給1000円は多いのか少ないのか。「運転が好き」という人材しか集まらないのではないか。


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     しかし、運転が仕事という会社は運送事業者だけではない。京都市のタクシー会社では給与28万円以上(4週5休)で、入社準備金の支援制度もあるという。三重県津市のバス会社の場合は、給与は17万円以上としているが、配属祝い金など20万円を支給している。
     そのほか、大阪市のタクシー会社では研修中の日給1万円を保証している会社もある。ハイヤー事業を展開するタクシー会社の場合、平均年収実績500万円以上という会社もある。
     トラック運送の場合、大型とトレーラをのぞくと給与は20万円前後が相場となっている様子。しかも、タクシー会社やバス会社で採用されているような「準備金」などで応募者の注目を集めようとする会社は少ない。
     工場での製造作業補助でも日給1万円ほどの仕事はあちこちに見られた。同じような時給での仕事に応募する際、手積み・手下ろしのトラックドライバーを選ぶのか、工場での軽作業を選ぶのか。現在、業界内で問題の一つとなっているドライバー不足は、コンビニに置かれているフリーペーパーでも浮き彫りになる。
     確かに「トラックドライバーが好き」「トラックドライバーしかしない」という人材も少なくはない。しかし、ドライバー不足という現状を改善していくには、このようなフリーペーパーを手に取って「トラックドライバーか。やってみたいな」という人材も引き入れていく必要がある。
     今後は「今まで、このやり方でドライバーが集まったから、今まで通りでいい」という考え方ではなく、「ドライバーを集めるためには何をすればいいのか」を考えていく必要がある。もちろん、そのためにも「適正運賃の収受」は避けては通れないのだが…。

     
     
     
     
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