「最近は、いろいろな業界から『トラックの買い取り』分野に進出する会社が増えてきた。買い取り価格が流動的になっている」と話す中古トラックの買取業者。「こちらが、このぐらいの価格で…と思っていたものが急落することも珍しくない。オークションでは特にそうだ」という。
　「以前は新車のトラックの製造が注文に追いつかず、中古車の方が高いという状況もあったが、いまは落ち着いている」とし、「トラック買い取りも相見積もりが当たり前の時代になって、どんどん叩かれている」と漏らす。
　「フォークリフトも買い取りしているが、それこそ事業者さんがボロボロになるまで使うので…。足代もでないこともある」という同事業者。「便利な時代になったが、その中で利益を出していくことは難しい」とも話す。