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物流ニュース
JX日鉱日石エネルギー 「エコジュール」が日通の温度管理輸送で採用
2015年7月30日
JX日鉱日石エネルギーは、同社が販売するパラフィン系潜熱蓄熱材「エコジュール」が、日本通運が展開する医薬品などの温度管理航空輸送サービス「TempSure(テンプシュア)」シリーズに採用されたことを発表。
「エコジュール」は、ノルマルパラフィンを主原料とする潜熱蓄熱材で、水が0度で凝固するのに対し、「エコジュール」は3~36度の範囲内で凝固・融解する。この特性を生かし、3~36度の任意の温度で蓄熱・放熱を繰り返すことで、冷やしすぎ、温めすぎ、というエネルギーの無駄をなくし、熱を効率よく蓄えることができる。
日通では、「エコジュール」を使用することで、血液・特殊細胞・医薬品など温度変化に弱い貨物の性能や鮮度を維持する温度管理輸送を実現できることを評価、4月1日に販売を開始した新サービス「TempSure Thermo(テンプシュア サーモ)」で採用となった。
「エコジュール」は、ゲルやマイクロカプセルに加工できるなど、用途に合わせた形状を選択できることから、医療分野の他にも住宅建材、自動車部品、家電、調温衣料など幅広い分野で活用されている。
◎関連リンク→ JX日鉱日石エネルギー株式会社この記事へのコメント
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