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物流ニュース
トラックドライバーに聞く熱中症の自己防衛策「荷台にお茶」「冷凍のペットボトル」
2025年9月18日
本紙ではトラックドライバー情報サイト「ブルル」の協力を得て、ドライバーに熱中症対策について調査を実施。日頃の対策から体験談まで、さまざまな声が寄せられた。
対策として、「ペットボトル飲料を荷台に備えている」という意見が多く聞かれた。ある地場ドライバーは、「空箱にラップやラッシングベルトとともに2リットルのお茶を忍ばせている。荷下ろしの最中でも『キツい』と思ったら、すかさず水分補給している」と話す。

あるドライバーは、「最低でも常温の2リットルの水1本とお茶を積んでいる。スポーツドリンクは糖分が多いので最大でも500ml1本に抑えている。冷たい物をガブ飲みするのも身体に良くないので…」と健康に気を遣っている様子。「冷えた飲み物は必要に応じて、都度、調達している。お金は多少掛かるが、必要経費と思って惜しまずに買っている」と明かす。

飲み物は「冷凍のペットボトルと常温のものと二段構え」という声も多かった。「凍らせると飲むペースに溶けるのが追い付かないため、常温のペットボトルから継ぎ足して飲んでいる」と工夫しているようだ。飲むだけでなく、「2㍑のペットボトルに汲んでおいた水を、積み込み中や終了時に頭から掛けて冷やす」といった使い方をしているドライバーもいた。
ほかにも、「梅干しタブレットをかむ」「ネッククーラーを付ける」「着替えを持ち歩く」といった対策も。
業務中に熱中症と疑われる症状が出たドライバーからは体験談が。あるドライバーは、「運転中、寒くて寒くて毛布を被りブルブル震えながら運転した。どうしても耐えられず、道路沿いの病院の目の前にトラックを停めて、その病院に電話して車椅子で迎えに来てもらった。点滴を打ってもらい、水分を取ったら動けるようになり、なんとか2時間ほどで帰ることができた」という。「汗が全然出ず、脱水症状だったのかもしれない。身体が熱いから寒く感じたようだ。会社には『病院に行く』と連絡したのに『なんで電話に出ないんだ』と怒られた」と振り返る。
「軽い熱中症にかかったことがある。慣れない現場に入ったときに、へばってしまった」と明かす別のドライバーも。「軽い吐き気くらいで、涼しいところで休んで水分補給したら復活した」とし、「その後、その現場には扇風機が導入されたようで、ほかのドライバーから感謝された」という。
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熱中症慣れなのか、バラ積み込みでなりバラ荷卸しでなりと、毎回なってた。
それを一日4回…ローラー流しなので止まるわけには、なかなか出来ないし。
そんな時に現場手伝いが入って来てサポートしてくれる…要らんわってなります。
それを毎日で運転が休憩でした。
何よりもシャワーを浴びたい気持ちで、
最後は水に切り替えて頭から流して落ち着く感じでしたね。
熱中症は一度なるとクセになるようですね。ご安全に🙋
私の会社は「熱中症対策として会社がペットボトルの飲料をケースで購入して運転手に配布しますからそれぞれ個人で予防するように」と言っていましたが、飲料はいつまで経っても配布されず、そろそろ夏が終わろうとしています。
他の会社行った方が良い。
労働者頑張りの取り分が全部抜き取られてる会社でしょ?
居続けると人生丸ごと盗み取られるぞ?
灼熱の屋外で手積み手降ろしさせて
熱中症対策して下さいと言われても
そもそも40度の外気の中作業させるなよ。良い加減国が指導しろよ。
その後長距離運転させて事故確率上げてるだろ?
事務所の連中にやらせるべきです。
ウイングの観音のフレームに100Vのコンセントあれば家庭用扇風機使えるだろ、エンジンかけっぱで、延長コードで扇風機全開、空調服よりは全然いいと思うけど、やっぱり無理かね。
運転手が熱中症になったら、荷主の責任にすべきである。
荷役場所には、荷主の負担で大型の送風機すべき。
荷積み荷下ろし中は、仮眠か株価のチェックか資格試験の
勉強ですね、、海コンだから、、、。
カンカン照りでのシート掛けたまらん
せめて屋内で積んだ時くらい中でシートさしてくれ