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物流ニュース
大型車両に憧れるドライバーは今や少数 賃金低下も原因「そこまでの給料は出せない」
2025年12月25日New!!
「トレーラで月に1万km走り、月給は60万円以上あった」と話すのは、かつては長距離運行を頻繁に行っていたという天理市の運送経営者。しかし、残業時間の上限規制により長距離は減便。「以前のような60万円以上稼ぐドライバーはいない」という。
こうした状況から、新たに入社するドライバーも減少。同社長は、「4トン、大型を経てトレーラに乗務するのが当社の規定だったが、最近は大きな車両に憧れるドライバーも減ってしまった」と話す。

トレーラや大型車などで全国に建材や鋼材を輸送する和歌山市の運送会社の経営者も、「2024年問題以降、長距離は大幅に減らし、月に2〜3回、関東に走る程度」と話す。
「以前は関東からそのまま東北や中部エリアに配送するなどして、地元に戻るまでに売り上げを確保していたが、今はそうした運行もできない」。そのため、「すぐに拠点に戻り、地場の配送をしてもらっている」という。
「大型車やトレーラのドライバーであれば、かつては50万円以上持ち帰ることも珍しくなかったが、今はそこまでの給料は出せない」と嘆く。「交通事故のリスクに加え、大型やけん引の免許取得費用など、個人にかかる負担は大きい」とし、「必然的にドライバーになりたい人は減っている」と肩を落とす。
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今の物流はこのままでは
崩壊するだろうね
経営者や配車は今のこの給料で
自分なら仕事するのか?
自分達が出来ないって思うなら
現職ドライバーも出来ないよ。
総額片手ならあるだろ…探せばある。空きがあるかは分かりませんが…
月に10000程度ならガチの長距離ではない上に、地場で50超えるトコも普通にあるよ。何を運んどるか考えればわかるはずだけどなぁ。
九州ですけど 50万なんかもらった事1回もないよw