ドラックストアチェーン大手のツルハホールディングス（堀川政司社長、札幌市東区）は３月２日、子会社間の吸収合併を発表。完全子会社でグループの商品仕入れ、物流業務を集約して担当しているツルハグループマーチャンダイジング（江口典幸社長、東京都中央区）が、同じく完全子会社でプライベートブランド商品「エムズワン」「メディズワン」の企画開発を行っているウイング（藤田充人社長、同）と、インターネット販売、通信販売業務を行っているツルハｅコマース（川合智之社長、札幌市東区）を吸収合併する。合併期日は５月１６日。

　ツルハグループマーチャンダイジングを存続会社とし、ウイングとツルハｅコマースの２社は消滅する。グループとしてナショナルブランド商品、プライベートブランド商品をトータルでマネジメントし、顧客目線に立ったより積極的な商品施策を推進するとともに、将来的に更なる市場の拡大が見込めるインターネット販売業務の組織を強化することが目的。
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