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物流ニュース
軽油高騰で不安増すトラック事業者 「走らないほうがマシだが走らざるを得ない」
2026年3月31日New!!
西日本の運送会社に3月17日午後、所属する協同組合から1枚のファクスが届いた。すでに「インタンク向け軽油の納入を停止した」と聞いていた全国大手の軽油販社が当面、「SS給油用のカード発行まで停止した」という知らせだった。理由は「申し込みが殺到してカードの在庫がなくなったため」と記されていた。
「インタンク(への充てん)は無理なので、SSに出向いてほしい…そう聞いて間もないのに、そのための追加カードを出せないという」と社長。同社のインタンクは20kLで、同日の時点でメーターは残り7kLを示していた。「こうなれば高い・安いの話ではなく、燃料が手に入らなければどうしようもない。売り上げがないとトラックの支払いなど資金繰りがショートしてしまう」と深刻だ。
年間の軽油消費が2500万Lと膨大な同地区の中堅事業者。「定期の関東便(大型)に使用する軽油は1運行で440L。リッター30円の値上げで1万3200円が運賃からカットされてしまうのと同じで、走らないほうがマシというのが本音。ただ、諸々の支払いを考えると走らざるを得ないというのが、どこの事業者にも共通した厳しい現実だと思う」と社長。

「3月いっぱいのインタンク納入は約束してくれると聞いた」と話すのは十数台のトラックを保有する同地区の事業者。「ただ、その先の見通しはまったく立たない。リッター5~6円ほど割高になるが、すでに市中SSでの給油も始めた」というが、「軽油の量で設定された昔と違って、いまの“販売枠”は金額で決まると聞く。要は軽油の単価が倍になれば、我々が購入できる軽油量は半分になってしまうことになる」と不安は増すばかりだ。
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