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物流ニュース
圏央道桶川北本ICー白岡菖蒲IC開通 配送時間約30分短縮も
2016年4月7日
関東地方整備局は4月7日、圏央道埼玉県区間桶川北本IC~白岡菖蒲IC開通(平成27年10月31日)から3か月後のストック効果を発表した。物流面での主なストック効果としては、配送時間の大幅な短縮による生産性向上があげられる。ヒアリング調査では、白岡菖蒲ICに大型物流センター「RDC関東」を構える化粧品・日用品、一般用医薬品の卸売業の最大手PALTAC(木村清隆社長)は、「白岡菖蒲IC~入間IC間の配送時間が75分から45分に短縮した」と回答している。
そのほか、混雑を避けるために生活道路に流入していた交通量が大幅に減少。川越栗橋線の周辺では、渋滞発生時間・急ブレーキ発生回数がほぼ半減した。また、神奈川県の湘南地区では、北関東など遠方からの観光客が増加。圏央道で湘南地区へ来訪した車が約4割増加するとともに、観光客が約2割増加したとしている。
開通3か月後の交通状況は、開通区間(桶川加納IC~白岡菖蒲IC)の交通量は、平均3万400台/日。東名高速では、圏央道の迂回機能によって圏央道内側の交通量が減少(9700台減/日)。開通区間に並行する外環道では、圏央道への転換により交通量が減少(8700台減/日)したとしている。この記事へのコメント
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