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物流ニュース
安城自動車学校 石原社長「企業の事故防止を応援」
2016年9月13日
「物流会社をはじめ、企業の事故防止に向けて、さらに注力していきたい」と話すのは、愛知県安城市に拠点を構える安城自動車学校の石原慧子社長。これまで運送会社や金融機関、一般企業などで研修を実施してきたが、「多数の企業から『事故が多くて困っている』という声をいただいている」と話すように、事故防止研修を希望する企業が年々増加している。
同校では、企業向けの安全運転コンサルティングとして、「人と安全研究所」を開設しているが、このほど名古屋市千種区に事務所を移転。利便性を背景に、企業向け研修の拡大を図る。
「名古屋市に拠点を構えることで、対外的なアプローチも変わってくる。交通アクセスが良くなり、迅速にお客様の声に応えられる。活動範囲を広げることで事故防止に努めていきたい」と意欲を示す石原社長。現在、関東圏の物流会社でも研修を実施しており、同研究所を法人化し、事業を強化していく予定だ。
「物流が担う役割は極めて重要」という認識のもと、運送事業者とのつながりを大切にしている石原社長。自ら運送会社に足を運んで現状を把握し、自社の経営方針発表会には必ず運送事業者も招いている。また、社員にも積極的に物流セミナーや研修などに参加させている。「運送会社の方々と一緒に学べることは、とても重要で役立つ。『事故防止』という共通課題の中で、お役に立てればという思い」と話す。
現在、安城自動車学校としても運送業界向けの対応を順次進めており、適性診断実施機関としての認証、準中型免許への対応するためコースの一部改修、教習車の増車を予定している。また、県内の運送事業者と一緒に手掛けてきた「プロドライバー研修」をさらに充実させるため、各企業の要望に合わせたプランや、新しい試みも検討している。
石原社長が自らに課したテーマは「改革・進化」。様々な発想と持ち前の行動力で、事故のない社会を目指す。
◎関連リンク→ 安城自動車学校この記事へのコメント
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