信光陸運（神田明大社長、愛知県小牧市）は６月１２日、年初式を執り行った。神田社長は「今年は飛躍の年とする。現状維持だけでは衰退でしかない。これまで以上にお客様からの課題を解決できるパートナー事業、働く皆様へもしっかりと還元ができる事業に取り組んでいきたい。お客様から必要とされる企業であるために、我々は絶えず勝負を続けていきたい。これは皆様一人ひとりの行動が実現させるものだと信じている。私もやっていく」と社員を鼓舞した。
　年初式では今年度のスローガン「顧客満足追求し　築け品質　勝ち取れ信頼」に加え、売り上げ目標として２０億円が示され、併せて倉庫の新設やパートナー会社の確保、安全教育の実施といった方針も発表された。さらに管理部、業務部など各部門からも「人身事故ゼロ」「車両事故ゼロ」「持病を原因とした事故防止」といった方針が明らかにされた。

　表彰式では、スローガン表彰や永年勤続１０年表彰、無事故表彰などを受賞した社員が、激励と金一封を受けとった。年初式後には安全宣言をアピールし、中交協事故防止課の伊藤幹夫主事による安全運転講習会を実施。防衛運転をテーマに、ドライブレコーダーの映像を用いて解説した。
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