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物流ニュース
国交省の第2次補正予算 ETC2.0の50%割引を1年間延長
2016年8月25日
国交省は8月24日、第2次補正予算を発表した。国費総額は1兆2257億円。トラック運送事業関連では、「ETC2.0利用者に対する高速道路料金の大口・多頻度割引」に105億円を計上、割引適用期間を平成30年3月末まで延長する。
また、「生産性向上へ向けた取り組みの加速」予算8億円のうち、4億円がトラック運送業に充てられ、荷役作業の効率化に資する機器の導入などを支援する。
高速道路の大口・多頻度割引については、平成27年度補正予算で、ETC2.0搭載車を対象に最大割引率を40%から50%に拡充する措置を平成29年3月末まで延長するとしていた。今回の第2次補正予算では、これをさらに1年間延長したかたちだ。
105億円の予算措置について、国交省道路局は「ETC2.0の普及状況を見て判断した。平成27年度補正予算(256億円)と合わせ、来年度末までに必要な額を計上している」と話している。
同局によると、中型車以上のETC2.0車載器の利用台数の累計は15万7000台(平成28年7月末現在)で、利用率は10%(同6月末現在)。車載器メーカーの供給体制が整うまでに時間を要したことなどが原因で装着が遅れている。
◎関連リンク→ 国土交通省この記事へのコメント
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