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物流ニュース
滋ト協 5校目の物流出前講座、車両紹介からマナーまで
2016年12月22日
滋賀ト協(田中亨会長)は11月24日、5校目の物流出前講座を実施した。県立石部高等学校(湖南市)2年生の就職希望者約40人を対象に授業を展開。今回は初めて大型トラックが校内に持ち込まれたほか、会員事業者の女性社員によるビジネスマナー講座も併せて行われた。
冒頭、田中会長は「物流業は21兆円産業と言われており、人間に例えると血液の部分を担っている。本日の出前授業で選択肢を広げていただきたい。物流業はまだまだ伸びしろがある。ぜひ、皆さんの若い力を貸していただきたい」とあいさつした。
その後、サンエー取締役の野島茂氏が、ナンバープレートや県内の事業者数など、物流の基礎知識を説明。また、滋ト協制作のWebドラマ「走れ! 風になって未来へ」などの上映も行われた。
座学の後は、生徒が大型トラックを用いた車両紹介(講師役=京和自動車整備、池田潤平氏)もしくはビジネスマナー講座(講師役=丸五運送、野村清美氏)のどちらかを選択し、受講。大型トラックの紹介では、車両の仕組みや整備などについて見学したほか、県運転免許センターの担当者が来年3月からの準中型免許新設に伴い、同免許に対応する実際の準中型車を紹介。また、ビジネスマナー講座では、あいさつや来客へのお茶の出し方など社会人として必要なマナーについて学んだ。
物流出前講座は、地域それぞれの学校の要望に合わせたプログラムを今後も実施する方針で、田中会長は「各校のニーズに柔軟に対応し、同講座を継続的に進化させる」とした。
なお、年内は栗東高校、愛知高校、甲南高校の3校でそれぞれ実施を予定している。
◎関連リンク→ 一般社団法人滋賀県トラック協会この記事へのコメント
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