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    鈴木興産 鈴木明弘社長 「多角的な視点で事業展開」

    2017年2月7日

     
     
     

     東京スカイツリーのお膝元、JR錦糸町駅や東武・押上駅から徒歩圏内に位置する鈴木興産(東京都墨田区)。同社は、前身の水飴業を始めた1782年(天明2年)から、この地で街の変遷を見守ってきた。現在では倉庫業にとどまらず、スタジオやレストラン、ギャラリーなど多角的な事業展開を進めている。9代目となる同社の鈴木明弘社長に話を聞いた。
     水飴業で軍指定の工場に選定されるなど、成功を収めていた同社は戦後、倉庫駐車場業へと業種転換した。「当時の大型車規制で、小型トラックに積み替えるために使われたのが倉庫業の始まり」と語る同社長。
     バブルが弾け、近隣の倉庫にも空きが目立つようになったことで再び、転機が訪れる。「ある劇団の関係者から、『演劇のリハーサルで利用できる場所がないか』と言われ、空いている倉庫を貸したのがスタジオ業を始めたきっかけ」。高い天井や柱がないといった演劇に欠かせないポイントが押さえられているだけでなく、立地や広い駐車スペースなど、好条件がそろった同社の評判は口コミで広まり、「有名な舞台劇のリハーサルでも使われるようになった」と笑顔を見せる。


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     今では「すみだパークスタジオ」として、専用スタジオや劇場を構える。「スタジオ利用の顧客が倉庫を活用されるケースも増えており、良い相乗効果が出ている」という。
     「倉庫という形にとらわれず、先代から大事にしてきた『空間の提供』をモットーにしている」という言葉通り、同社敷地内にレストランやギャラリーも併設。「倉庫業は塀の中だけの閉鎖的なイメージ。レストラン経営に乗り出したのは『開かれた倉庫』を実現するため」という。
     また現在、同社敷地の一角で建設中の施設には、倉庫だけでなくコンビニから認可保育園、フットサル場までも開設する計画。「保護者がコンビニを、園児が大きくなればフットサル場を、相互に利用してもらうことを目標にしている」
     大学で体育学科を専攻していたという同社長は、フットサルのトップリーグである「Fリーグ」の地元チーム「フウガドールすみだ」の企業スポンサーを務め、選手2人も同社に在籍している。「『仕事の中にスポーツを』を合言葉に、運動しながら他者とのコミュニケーションを図り、成長する手伝いができれば」と笑みを浮かべる。
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     今後について、「経営はマラソンではなく駅伝。次世代にバトンを渡し、地域に根ざした貢献をしたい。社員のためにもさらなる成長を目指す」と熱く語った。

     
     
     
     
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