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物流ニュース
山田運送 ラッピング自販機を設置
2017年5月1日
飲酒運転の根絶を呼びかけるラッピング自動販売機が、山田運送(山田英樹社長、滋賀県大津市)に設置され、除幕式が2月2日に行われた。収益の一部は、交通事故で親を亡くした遺児を支援する公益財団法人「おりづる会」に寄付される。
同事業は、キリングループと県警が飲酒運転根絶の機運を高めるため、県内企業と連携してラッピング自販機の設置を進めているもの。ト協の会員事業者では、同社のほかにナツハラ(彦根支部)、古川運輸(同)が同自販機を導入している。山田社長は大津支部の支部長を務めていることもあり、会員事業者への普及を目指し導入を決めた。
除幕式には山田社長、キリンビバレッジバリューベンダー、おりづる会事務局など関係者が出席。そのほか、県警のマスコット「けいたくん」、同運動のマスコットである「ハンドルキーパーくん」も参加し、「しない させない 飲酒運転は犯罪です」とラッピングされた自販機が披露された。
除幕式で山田社長は「業界をあげて飲酒運転撲滅に取り組んでいるが、飲酒運転は一向に減っていない現状がある。大津から発信して県内に広く活動が浸透すれば」とあいさつした。また、大津警察署交通官の今井実氏は「今回の自販機導入は、大津市内では3件目。改めて『飲酒運転は犯罪』ということを訴えていきたい」と述べた。
山田社長は今回の自販機導入について、「社員が自販機をよく利用することもあり、売り上げの一部が寄付されるという活動に貢献できればと思った。支部の定例会議でも紹介し、支部の事業者にも導入を勧めていきたい」とコメントした。
◎関連リンク→ 山田運送株式会社この記事へのコメント
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