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物流ニュース
山岸運送 ボディープリンター導入で運転者の意識が変化
2017年5月9日
総合物流企業として躍進する山岸運送(山岸一弥社長、島田市)はこのほど、本社敷地内にオートボディープリンターを導入。同社のトラックや依頼のあった他社のトラックにプリント施す塗装サービスを開始。このオートボディープリンターの導入は、日本政策金融公庫の新事業育成資金を活用した。
同社では、徹底的にコスト管理をすることで利益を産む体質を構築。車両の整備や中古車のボディー塗装などは、自社の整備工場で行ってきた。同社グループ会社・YMワークスの矢倉雅啓工場長が施工の責任者となり、これまで培ってきた専門知識とボディープリント技術を融合させ、高品質のプリントトラックを提供していく。
現在、自社の車両で約6台、県内の同業者からの依頼でプリントトラックを施工。同社が今年から本格的に開始させる野球チーム「山岸ロジスターズ」の選手を送迎するバスにもロゴとチーム名をプリントした。トラック以外にも、同社の求人を募集する大きな看板をプリントし、新規採用へのPRにも役立てている。今後は、地元の島田市ともタイアップしながら、プリントトラックによるPRで地域貢献を果たしていく。
このプリント事業の責任者である営業部の川崎剛志課長は「プリントトラックに乗務しているドライバーは、『車両を大切にする』意識が向上し、安全意識も変化している。注力しているドライバー研修とともに、相乗効果が見込める。ドライバーの安全や事故防止、地域への貢献など、プリントトラックの役割は大きい」と話す。
今回、同社のトラックを模したパンフレットも1000部用意。プリントトラック専用のサイトも拡充し、サービスの利用を促進する。また、代理店も募集していくとしている。
◎関連リンク→ 山岸運送株式会社
◎関連リンク→ トラックデザイン通信この記事へのコメント
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