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物流ニュース
JTP シグマイースター講習会
2017年6月6日
トラックに特化したリサイクル団体として、トラック業界と地球環境に寄与する活動を続けている日本トラックリファインパーツ協会(JTP、宮本眞希代表理事、石川県金沢市)はこのほど、シグマイースター講習会を実施した。
今回の講習会では、協会が仲間と共に開発した電子制御ディーゼルエンジン始動試験機「Σeーstar」(シグマイースター)の取り扱い方法の再確認や、トラブルにつながりやすい取り扱い方、トラブルへの対処方法など、様々なエンジンを実際に始動させながら解説した。
Σeーstarは、コンピューター制御エンジンであっても、エンジン単体での始動を可能とする試験機。燃料の噴射量・噴射タイミングをコントロールすることで、様々な条件下におけるエンジンの試験を行うことができる優れものだ。
開発者でもある、最先端領域でのニーズに応えた製品を排出し続けているライオンパワー(同小松市)の会長・高瀬政明氏は「ディーゼルエンジンは理論上、燃料の噴射タイミングと量を調節できれば全て始動可能」と機器のコンセプトを話し、また「協会の事業者の皆様は高い技術を持っている。さらに科学的なアプローチを行い、そこからも製品の品質保障が可能となれば、業界内における位置づけは、さらに高くなる。皆様を応援していくことで、地域にも貢献できれば」と活動への思いを話す。
参加者からは「機器を壊さず安心して使えるようになった。自社に戻ってからも活用したい」「過去の事例をはじめ今日学んだ知識を活用すれば、これからのトラブルに対応できると思う。今後のバージョンアップにも協力していきたい」などの感想があった。
◎関連リンク→ 一般社団法人日本トラックリファインパーツ協会この記事へのコメント
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