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    DPF装着マフラー 三重県で盗難相次ぐ、レアメタル目当てか

    2017年8月8日

     
     
     

     三重県の鈴鹿・亀山地区で、トラックのDPFの付いたマフラーが盗まれる事件が5月中旬から頻発している。実際に被害にあった事業者は「カメラ、ライトを設置するなど対策をしていたが、有効範囲外の箇所を狙われた。他でもDPF付きマフラーを狙われた話を聞いており、これからは警備会社と対策を協議していく予定」とコメントしており、その他にも「直接的な被害も痛いが、車両が使えなくなったことによる運行上の損失が痛い」と頭を抱えている。
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     地域の被害状況について、三重県警亀山署管内では既に4台のトラックがマフラーの盗難被害にあっており、同署は「昨年には見られなかったケースではないか」とコメント。鈴鹿署管内でも同様に7台の被害があり、トラックのバッテリー盗難を合わせると被害総額がおよそ510万円にのぼる。同署は「被害は山手から海側まで広範囲に広がっており、見通しの良い事業所であっても被害報告がある。全域で警戒が必要」とし、また「被害状況からも複数人による犯行が予想され、急激に被害が出たことから犯罪グループの可能性も否めない」としている。両警察署はこうした事態に対し、センサーライトや防犯カメラの設置などによる防犯体制と通報体制の強化を呼びかけ、不審車両の捜索、夜間パトロールなど治安向上に力を注いでいるという。


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     カメラなどの設置については「カメラ、ライトを壊していく者もいるので、手の届かない所へ置くなど対策を」としている。なお、四日市南署、津署などからは「まだ被害届が出されていないだけかもしれないが、そうした被害報告はあがってきていない」としており、今後の動きが注目されるところだ。
     こうしたDPFマフラー盗難に関し、リサイクル業界関係者に話を聞くと、「マフラーの取り外しには特殊な道具、技術は必要なく、スパナがあれば素人でも時間の差はあるが取り外しは可能。時間そのものも、そこまでは長くならないのではないか。わざわざボルトを外さず、力ずくで引きちぎって犯行時間を縮めようとすることも考えられる。どちらにせよ犯行時間も長くならない。重量もあることから、軽トラやバンで近くまで乗り付けて複数人で運ぶということが予想される」とコメントしている。
     更に、こうした盗品の転売について「DPFにはパラジウム・プラチナといったレアメタルが含まれており、素材としての転売でも資金を得ることができる。海外から素材を目的に買い付けにくるバイヤーも存在しており、金額もレアメタルの相場に左右されるものの、現在も1本当たり5万〜7万円近くになると聞いている。互換性があり、マフラー自体が高価であることから中古としても転売している者もいるのではないか」と話す。
     トラックの盗難被害にあった事業者に対策を聞いてみると、「出入り口をはじめ、侵入者へ強い光や大きな警告音を浴びせるような仕掛けを施してからは被害が出ていない。誤作動による騒音トラブルとならないか心配ではあるが…」と答えてくれた。

     
     
     
     
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