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物流ニュース
閑散期でも傭車募集 カバーできぬ長距離輸送
2017年8月3日
景気低迷によるものか、時期的によるものかは定かではないが、現在、運送業界は閑散期に入っている。各運送会社からは「暇、暇…」と連呼されているほど、物量が減っているという。しかし、傭車を求める運送会社も一部にはあり、閑散期なのか繁忙期なのかよくわからない状況だ。
大阪・堺市に本社を構える運送A社では、トレーラや大型トラックの平車で協力してくれる会社を探している。「今年9月ごろまでは低調」と語るが、閑散期ながらも傭車を求めている理由を聞くと「長距離は自社だけではカバーできない。労働時間の関係で1社、2社の傭車協力では間に合わないが、どの運送会社も長距離を避ける傾向にある」。
冷凍・冷蔵輸送を展開する運送B社でも「夏場のため冷凍・冷蔵車はシーズンを迎える。いままでより忙しいわけではないが、車両台数が極端に少ない」と話す。さらに、荷受け側の冷凍倉庫での待ち時間が多く、ほとんどの運送会社は専属もしくは自社の仕事だけで精いっぱい。そのため車両不足は慢性的という。この記事へのコメント
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