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物流ニュース
物流改善事務所 黒澤社長 「自社の決算書は疑ってかかろう」
2017年8月7日
物流改善事務所(大阪府吹田市)の黒澤明社長は、「自社の決算書を信用している運送経営者が多すぎる」と警鐘を鳴らす。「決算書は瞬間的な数字でしかない。たとえ良かったとしても、燃料が安かった、保険料の割引が多かった、事故が少なかったなど、『たまたま儲かった』だけ。それらが努力の成果だったとしても、それをそのまま自社の実力と勘違いしてはいけない」と指摘する。
「事故が起きた、燃料が上がったなど、『逆風』が吹いたらすぐにアウト。儲かる体質になっているかどうかを、経営者としてきちんと見極めなければいけない」。具体的には、「財務会計ではなく、管理会計で見るべき」とし、「たとえば保険料は割引ゼロで計算し、儲けが出ているかどうかを厳しくチェックしてほしい。それでも利益が出ているなら、問題ないと言える」この記事へのコメント
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