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物流ニュース
日通 航空貨物輸送サービスに2度ー8度帯を新設
2017年6月29日
日通は6月23日、航空機搭載パレット単位で定温輸送環境を実現する国際航空貨物輸送サービス「NEXーSOLUTION TempSure Thermo ULD」に、2度~8度帯サービスを新設し、6月から販売を開始したと発表。
商品開発の背景として、医療・医薬品で、2度~8度帯と15度~25度帯が需要の高い温度帯である点、従来の大量・大型貨物の定温輸送には、電源式温度管理コンテナの利用が一般的だが、リース費用や航空運賃の負担が大きかった点、昨年7月に15度~25度帯サービスを販売したところ、医薬業界を中心に2度~8度帯でのサービス提供に対する要望が多数届いた点の3点が挙げられる。
サービス内容では、特殊な断熱材と潜熱蓄熱材を用いた養生方法で、航空機搭載パレットの2度〜8度の温度帯を維持し、外気温の影響を受ける発着地の航空機の機側(ランプサイド)でも、定期環境を実現する。また、電源式温度管理コンテナを複数台使用する場合に比べ、安価なコストで輸送可能となる。
同サービスは成田空港発貨物から開始し、今後、顧客のニーズに合わせ、他空港への展開を図る予定。
◎関連リンク→ 日本通運株式会社この記事へのコメント
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