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物流ニュース
ヤマト運輸 クール便で新型車両導入、夜間電力で蓄冷可能
2017年10月16日
ヤマト運輸は8月9日、夜間電力で凍結が可能な蓄冷板によってクール宅急便の車載保冷スペースを保冷できる新型車両を7月から順次導入に踏み切ったと発表した。
従来の車両は、エンジンを使い、車載保冷スペースを冷却しなければならず、早朝に作業担当者が車両に荷物を積み込む際、蓄冷剤やドライアイスなどを使用し、保冷スペースを予冷する必要があった。また、集配終了時には翌日の作業のため蓄冷剤を凍結庫に格納しなければならないなど、セールスドライバーにとっても大きな負担となっており、労働時間の伸長にも影響している。
新たに開発した蓄冷板を利用した車両は、夜間電力を利用し、蓄冷できることから、従来の蓄冷剤やドライアイスを使った予冷は不要となり、保冷のためにエンジンをかけることがないので、環境負荷も低減できる。全国で今後順次導入し、2018年3月末までに400台の稼働をめざす。
◎関連リンク→ ヤマト運輸株式会社この記事へのコメント
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