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    石井啓一国土交通大臣 スワップボディコンテナ視察

    2017年9月5日

     
     
     

     石井啓一国土交通大臣は9月4日、物流効率化と、それに準じた働き方改革に効果が期待される「スワップボディコンテナ」車両を活用した取り組みとして、ニトリグループのホームロジスティクス(松浦学社長、東京都北区)東日本通販配送センター(神奈川県川崎市高津区)を視察した。
     スワップボディコンテナ車両は、トラックヘッドと荷台を分離することができるため、輸送業務と荷役業務の分離が可能となる。例えば、荷主側の構内作業員が、あらかじめ荷積み・荷下ろし作業を行っておくことで、ドライバーは待つことなく次の地点に出発できるため、荷役作業や待機時間の負担削減効果が期待されている。待機時間が解消されれば、トラックの運行が効率化し、輸送コストの削減も見込まれる。
     視察を終え、石井大臣は「全体の輸送時間が短くなれば、輸送効率が上がる。特に荷役が負担となり、女性がドライバー職に就業しづらい面もあったと思うので、これを解決する非常に大きな手段になりうると実感した」と話した。


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     来年度の予算概算要求では、スワップボディコンテナ車両を導入しようとする民間事業者に対し、設備導入費用の一部(一般的なトラックとの差額の2分の1)を助成する「スワップボディコンテナ車両の導入支援(環境省のエネルギー対策特別会計52億8000万円の内数)」を盛り込んだ。石井大臣は「ぜひ要求通りに獲得していきたい」と述べ、「今後、労働生産人口が減少する中で、さまざまな業界で人不足となるだろうが、特に輸送物流業は厳しいところだと思う。物流効率化の取り組みは、これからも物流が日本の経済・国民生活を支えるために必要不可欠なことなので、新技術を導入した物流効率化について、国交省としてしっかりと進めていたい」と話している。
    ■ホームロジスティクス 輸送効率1.5倍に
     ホームロジスティクスでは、片道100km(高速道路使用)の川崎DCから関東DC間で運行しており、スワップボディコンテナ車両導入前と比べて、1人当たりの輸送効率は1.5倍に改善した。従前は、積み込み(1回転で合計4時間)・積み下ろし(同2時間)、走行(同4時間)の全行程をドライバーが行うため、午前9時の業務開始から終業時刻の午後8時まで(残業2時間・休憩1時間を含む)、拘束時間は11時間にも及んでいたという。
     導入後は、積み込み・荷下ろしをホームロジスティクスの構内作業員が実施し、ドライバーの業務は走行のみに役割分担を行った結果、1.5回転できるようになった。午前9時の業務開始から終業時刻の午後5時30分まで(1運行ごとにかかるコンテナの着脱の時間を含む)、拘束時間は8.5時間と短縮され、残業なしでできるようになった。「一定の教育を受けた庫内作業員が積み込み・積み下ろしを行うことは、品質の安定にもつながっている」(同社広報担当)といい、荷主にとってメリットも大きいようだ。
    ◎関連リンク→ 国土交通省

     
     
     
     
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