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物流ニュース
吉秀トラフィック 車両後方にQRコード
2017年10月13日
【京都】人材不足によるドライバーの雇用が難しい現状で、求人誌だけでなく、ホームページなどをうまく活用した求人活動を行い人材雇用に取り組んでいる運送業界。即戦力はもちろんのこと未経験者の雇用も積極的に行い、教育に力を入れながら取り組んでいる会社もある。
その中で吉秀トラフィック(吉川秀憲社長、八幡市)では、自社のデザイントラックを活用した求人活動に取り組んでおり、大型車4台と4㌧車4台を休日に2コースに分けて走らせ会社のPRを行っている。
今回は、会社として初の取り組みで、社員の声かけもあったことから取り組んだという。4台ずつが京都、大阪、滋賀方面に分かれて走り、4台目に走る車両の後方には一面にQRコードを大きくプリントすることで信号待ちなどの時に写メを取ってもらい、QRコードを読み込むことで自社の求人サイトが閲覧できるように考案されている。
同社長は「従業員から、『デザインしたトラックを休日に走らせてみるのも面白いのではないか』という声があり、いつもと違う求人の仕方をしても良いと考え、今回初めて取り組んだ。応募があるかはわからないが、いつもと同じやり方では意味がないので、何か変化があればと思い取り組んでいる」と話す。
また、同社長は、会社のPRになるだけでなく、QRコードを読み込んだ人が知人などにトラックのことを話してくれるだけで、同社のことを知ってもらえるチャンスだとも考えている。
「どのような形で自社のことを知ってもらい、求人を見て応募をしてくれるかわからない。応募してもらうためにも、まずは会社を知ってもらうことが大事だと思っている」と話し、「結果も大切だが従業員が知恵を出して協力して取り組んだことが、今回は一番うれしい。さらに結果がついてきてくれれば従業員も喜んでくれると思っている」と語る。
また、「大津のサービスエリアで車両を止めていると人だかりができていたと聞いている。社員が楽しみながら様々なことに挑戦できる会社にしていき、全員で仕事や遊びを共有できる会社を目指して取り組んでいく」と、これからの意気込みを語る。
◎関連リンク→ トラックデザイン通信この記事へのコメント
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