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物流ニュース
出光興産 総合防災訓練を実施、事前開示せず緊張感保つ
2017年10月31日
出光興産(月岡隆社長、東京都千代田区)は南海トラフ巨大地震発生時の対応力強化のため、9月6日に「総合防災訓練」を実施したと発表。
同社は、大地震などの災害が発生した場合でも、エネルギーの安定供給に努めて、被災者の救援および被災地の早期復興に貢献するため、首都直下地震および南海トラフ巨大地震を想定した事業継続計画(BCP)を策定している。同BCPの実効性を高めるための「総合防災訓練」は2007年から始まり、今回で11回目の開催となる。
今回の訓練は南海トラフ巨大地震を想定して、「従業員の安否確認連絡の習熟」「発災から対策本部設置までの初動訓練と確認」「BCPの実効性確認」を目的に実施。
同訓練では、参加者にシナリオを事前に開示せず、緊張感を維持したまま進行。BCPに基づき関係部署が協働し、石油製品、石油化学製品の安定供給の確保、復旧に向けた課題に取り組んだ。
同社では、今回の訓練で確認された各事業所との連携や課題を今後のBCPの改定に反映させ、今後も同訓練を継続的に実施して、実践的な災害対応力の強化に努め、安定供給と社会貢献に取り組んでいくとしている。
◎関連リンク→ 出光興産株式会社この記事へのコメント
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